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創業25周年を契機にリブランディング

フード業界向け受発注システムや国内シェアNo.1の請求書クラウドサービスを手がけるインフォマートは、1998年の創業以来、ITベンチャーとして成長を続けてきました。一方で、事業セグメントの再編成に伴い、上場企業として第二創業期ともいえる新たなフェーズを迎えていました。
GREAT WORKSでは、25周年という節目をひとつの契機として、「インフォマートらしさ」を再定義し、ありたい姿を描くリブランディングプロジェクトを推進しました。

コーポレートブランドの再構築にあたっては、インフォマートの提供価値を改めて見つめ直すとともに、「これからどんな会社になっていきたいのか」という将来像を描く必要がありました。そこで、全役員へのインタビューを実施し、経営としての課題を整理。「インフォマートらしさ」を抽出するためのキーワードリストを作成し、ブランドのコアとなる「ありたい姿のストーリー」を言語化しました。

議論を重ねて定めた「ありたい姿のストーリー」をプロジェクトの共通言語(拠りどころ)とし、新しいコーポレートブランドの開発に取り組みました。クリエイティブコンセプトは「つないだ先の、未来を描く」。事業の核となる「つなぐ」という提供価値をベースに、業務効率化の先にある世界を描き、「デジタルで企業と企業をつないだ先にある、たくさんの幸せが生まれる社会を支えていきたい」という想いをブランドに込めました。

タグラインには、あらゆる人がスマートに働けるようにしていくことを宣言した「しごと、スマート。インフォマート」を採用。コーポレートロゴは、インフォマートが大切にしている「人」と社名の頭文字「i」をモチーフにデザインしました。デジタルのピクセルが集まって帯(スマートライン)となり、螺旋を描きながら人や企業をつなぎ、働き方を変化させ、そして新たな価値を生み出していく様子を象徴的に表現しています。

コーポレートロゴおよびタグラインとあわせて、ブランドの世界観を伝えるステートメントを制定。適切なブランドマネジメントができるよう、デザイン表現などのルールを定めたガイドラインを作成しました。さらに、コーポレートサイトをフルリニューアルして、新しいブランドを発信するとともに、社内外浸透を図るための周年企画を立案し、各種アプリケーションツールの制作や社員を巻き込んだコミュニケーション施策を展開。インナーブランディングとアウターブランディングの両輪を回しながら、変革期にある企業の成長を支援しました。

メディア掲載:「経営陣との対話で「ありたい姿」を言語化 社員を巻き込むリブランディングプロジェクト」(宣伝会議 2024年1月号)

Client
株式会社インフォマート
Year
2023

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