長期ビジョンの発信・浸透にあたっては、グループが掲げる2030年にありたい姿を、いかに分かりやすく、そして共感を呼ぶ形で社内外に伝えていくかが課題でした。そこで、実現したい社会像である「誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来」を象徴するスローガンとして、「WE ARE GREEN」を策定。グループが展開する多様なグリーンの力を融合させ、新たな価値創造につなげていく姿勢を表現しました。

ビジュアルアイデンティティとして、東急不動産ホールディングスのコーポレートカラーであるグリーンを基調に、グループの幅広い事業や人財の多様性をグラデーションで表現し、「Fusion Green」と定義。キービジュアルには、グリーンを基調にした街並みや人々の営みを象徴する7枚の真俯瞰写真を組み合わせ、グループが手がける「魅力あふれる多彩なライフスタイルの創造」が直感的に伝わるように工夫しました。

新たに構築したブランドの世界観を、新聞広告やウェブサイトなどを通じて統一的に発信するとともに、使用ルールや展開例を示したデザインマニュアルを整備し、グループブランディングの一貫として、グループ各社で活用できるようにしました。また、名刺、ニュースリリースフォーマット、パワーポイントフォーマット、紙袋、ステッカーなどのツールを制作し、「WE ARE GREEN」の社内外浸透を図っています。