Well-Green World
Ishikatsu Exterior
1972年の創業以来、「みどりとともに」という思いを大切にし、造園業を展開してきた石勝エクステリア。同社は、2030年に向けた新中期経営計画の策定を契機として、従来の造園の領域を超え、環境緑化サービスを提供する企業へと進化する変革のタイミングを迎えていました。
GREAT WORKSでは、こうした背景のもと、同社の企業理念の刷新と、これからの社会に対して提供する価値の再定義を支援しました。あわせて、新たな世界観を社内外に向けて広く発信すべく、コーポレートサイトのリニューアルを手がけました。一貫したコミュニケーションの設計により、変革期にある企業の成長を支援しました。
気候変動に伴う環境意識の高まりやライフスタイルの多様化を背景に、石勝エクステリアの事業領域は、従来手がけていた造園業から、生活環境やライフスタイルを含む広義の「環境」へと拡張するフェーズに差し掛かっています。本プロジェクトでは、そんな今の時代における同社の意思を明確に示すため、新パーパス「みどりも人も、いきいきと輝くWell-green Worldへ」を策定しました。
このパーパスでは、自然と人が共生し、双方がいきいきと輝き続ける世界を「Well-green World」と定義。深刻化する環境課題や複雑な社会課題に真摯に向き合いながら、人々が心から豊かに過ごせる空間を追求していく、変革に向けた決意を込めています。また、パーパスを体現するために大切にしている考え方や行動指針を、バリューとして明文化。お客さまや地域社会、従業員など、同社を取り巻くステークホルダーに対して果たすべき約束として整理しました。

企業理念の刷新と同時に、広報観点から事業領域の再整理も行いました。同社は、自然環境が有する多面的な機能を社会課題の解決に活用する、グリーンインフラの取り組みを通じて、社会に新たな価値を提供する「環境緑化サービス」を担っていることを示し、その内容を「環境コンサルティング」「造園建設」「管理運営」という3つの事業領域に分けました。
新たなコーポレートサイトでは、「Well-green World」を象徴するキービジュアルとともに、パーパスが描く世界観を具体化しました。表現の起点となったのは、同社が創業以来大切にしてきた「景観10年、風景100年、風土1000年」の考え方です。景観が人と共生しながら、風景として土地になじみ、やがて歴史と文化が育まれて風土を形成していくという時間の流れを、少しずつ移り変わるイラストで表現。そんな流れのなかで「Well-green World」を追求し続ける、同社の姿勢をサイト全体で伝えています。

本プロジェクトでは、新中期経営計画で掲げた未来の実現に向け、その世界観を可視化することで変革の方向性を明確にし、事業推進を後押ししました。さらに、1年間にわたるプロジェクト期間の中で言語化・可視化の議論を重ねることで、これからの企業のあり方に対する社内の意識醸成を図り、コーポレートブランド構築の土台を築きました。
