誰もが馴染みのあるお菓子やアイスなどの国民的商品を、数々販売しているロッテ。1978年に発売した使い捨てカイロ「ホカロン」は、発売から40年以上経った今もなお愛され続けている国民的商品です。近年展開されているホカロンシリーズのアパレル商品は、赤いパッケージとレトロなロゴが「エモ可愛い」とSNSで話題を呼び、若者を中心に大ヒット。
GREAT WORKSでは、そんなホカロンのエモーショナルな価値を活かし、新たなブランドイメージを広げるために、店頭掲示用のビジュアルリニューアルをサポートしました。
使い捨てカイロのみならず、ロゴをあしらった靴下やルームウェアなどのアパレル商品においても、近年人気を集めているホカロンシリーズ。レトロで可愛らしく、どこかノスタルジーな印象を与えるデザインが、若者を中心とした多くの人々の心を掴んでいます。今やホカロンのブランド価値は、これまでの「からだを温める」という機能的価値のみならず、「心を温める」という情緒的価値にまで広がりつつあります。

情緒的価値の訴求によるブランドイメージの拡張を狙って立ち上がった、店頭広告のリニューアルプロジェクト。GREAT WORKSでは、全国のドラッグストアやスーパー、コンビニなど、約5000店舗に掲出されるボードやポップのデザインを行いました。
着目したのは、「ありがとう」や「がんばれ」などのメッセージを、使い捨てカイロに書いて渡すという文化。使い捨てカイロが「相手に想いを伝える」役割を担う機会があることにちなみ、温かさを通じたコミュニケーションツールとして、ホカロンの価値を再定義しました。心もからだも温かくしてほしいという願いを込めて、大切な人にホカロンを贈り合う文化が広まる未来をめざし、新ビジュアルの制作に取り組みました。

今回制作したデザインは、全2パターン。1つは、親から子どもへホカロンを「贈る」の視点を表したデザイン。もう1つは、ホカロンを「もらう」側の子どもの視点を表した、受験シーズン限定のデザインになっています。両方において、日常の何気ないシーンをイメージした写真と、各人物目線のセリフを手書きフォントでデザイン。見る人が自分自身に置き換えられるような、身近かつエモーショナルな雰囲気を演出しました。ついしつこく言いたくなってしまう言葉や、照れ臭くて言いづらい言葉などの代わりに、相手を想う気持ちを伝えるコミュニケーションツールとして、ホカロンが使われる世界を描いています。
